Blenderとは?
Blenderとは、フリーの3DCGソフトです。インタネットにつながってさえいれば、だれでも自由に入手することができます。後々、課金をするということもないです。控えめに言って、神のCGソフトです。プロにも通用する高機能性と無料で使用できるという2点が、blenderの大きな特徴です。
これから、Blenderのできること、できないことをつらつら書いていきますが、結論から言えば、初心者の方にはBlenderをおススメしています。
Blenderって何ができるの?
Blenderは海外発祥なので、海外で特に人気のソフトです。上記のようなアニメーションもBlenderで作成しています。驚嘆するくらい、ハイクオリティのアニメーションになっていますよね。
こちらの「spring」というアニメを制作したBlender Cloudは他にも、制作過程のアニメーションを公開しているので興味がある方は、こちら(Blender Cloud)から閲覧することができます。Blenderのレッスンも有料で行っているみたいですよ。
Blenderが高機能性を備えたCGソフトであること無料で使用できることわかっていただけたと思います。それじゃあ、Blenderって何ができるの? という疑問がわいてきますよね? 結論からいうと、何でもできます。言い過ぎました。CG制作の過程で通るであろうことは、何でもできます。
できること | 内容 |
モデリング | オブジェクトを作成する |
アニメーション | オブジェクトを動かしてみる |
シミュレーション | 雨や風などのエフェクトを入れる |
動画編集 | アニメーションを編集・カットしてみる |
レンダリング | 画像やアニメーションとして出力する |
ほかにも、テクスチャーマッピングとか、ライティングとか、モーショントラッキングとか、細かい作業もできたりします。
これが無料だなんて、本当にいいのか? と恐ろしくなるくらい、Blenderにはたくさんの機能が備わっています。
最大の欠点は学習コスト(時間)がかかること
ここまで読み進めてみると、「Blenderという最強フリーソフトはなんでもできるから、これ一本でアニメーションを作っちゃおうかな」 と思われている方もいるかもしれません。ボクもアニメーション作成をする前は、そう思っていました。
しかし、これには「ノー」と言わざるを得ません。
「え? なんで? Blenderってなんでもできるんだよね?」 そうです。なんでもできます。でも学習コスト(時間)がめちゃくちゃかかるのがBlenderです。
Blenderは多機能性を備えたソフトですが、これを直感的に扱うのはほぼ無理です。習得には当然、時間がかかります。この時間という学習コストをどう判断するかで、Blenderを使うかどうかが分かれてくるかと思います。
Blenderが苦手なこと
学習コスト(時間)とともに、Blenderには「苦手なこと」があります。
苦手なこと=出来なくはないけど、操作性が難しいこと です。操作性が難しければ、それだけ習得にも時間を要します。当然、学習コスト(時間)多くなってしまうのです。
できること | 得意なこと | 苦手なこと | 直感的に扱える |
モデリング | 〇 | × | |
アニメーション | 〇 | × | |
シミュレーション | 〇 | × | |
動画編集 | 〇 | △ | |
レンダリング | 〇 | × |
先ほどの表でいえば動画編集は、Blenderが苦手とするところです。こういった部分をわざわざBlenderで行おうとするのは、学習コストの面から言ってもったいない。なので、そういった部分は他の動画編集に特化したソフトを使用することをおススメします。
ボクが動画編集として使用しているのはソースネクストのVegasProです。
このソフトは、動画編集を直感的に扱えるので、すごく便利です。ネックは費用が高いことです。定価で4万円程度します。しかし、ソースネクストは毎日セールを行っているので、うまくいけば1万円以下で買えたりします。とてもおススメです。
自分の目的を明確にしよう
とはいえ、「じゃあBlenderってダメなの?」と言われれば、「そんなことはないですよ」と伝えたいです。一番最初に見た動画の通り、勉強すればハイクオリティのアニメーションを作ることが可能です。本当に身に付けたい技術があれば、学習コストがかかるのは当然ですし、そこをケチっていたら、身に付けられるものも逃げていってしまいます。
そこでボクが問いかけたいのは「Blenderを使って何がやりたいですか?」という点です。Blenderを使って、「かわいい女の子」や「かっこいいモンスター」をモデリングしたいのか、それとも既存のモデルを動かして「アニメーション」を作りたいのか。自分の目的をまずはしっかりと認識するが大切です。
そしたら、その目的に対して、Blenderの得意表と照らし合わせてみて、得意だったらBlenderを使ってみてください。そうじゃない場合は、他のソフトの力を頼るという方法がいいと思います。
当然、他のソフトにはそのソフトの得意なこと不得意なことがあると思います。そうしたら、不得意なことは「Blenderでできないかな?」とか、「他のソフトではどうだ?」とか検討してみると良いと思います。そうやって、試行錯誤するうちに、自分の中でロードマップが固まって、できることできないことが瞬時に把握できるようになると思います。
まとめ
- Blenderは多機能性・完全無料の3DCGソフト
- Blender習得には学習コスト(時間)がかかる
- 自分の目的用途に合ったBlenderの使い方をする
- 効率的に目的達成しよう
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