「キャラ表」ってどうやって作るの?キャラを立たせるための作り方はこちら

キャラクター
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はじめに

この記事は「オリジナルのキャラ表の作り方」について書かれています。

この記事からわかること
  • キャラ表の使い方がわかる
  • オリジナルのキャラ表を作れるようになる

 魅力的なキャラクターを作ろうと思って、「キャラ表」を使ったことはないでしょうか?

 キャラ表は、キャラクターを作り出すのに便利な道具です。設定項目を埋めていくだけで、キャラクターが作れてしまうのですから、その便利さがわかります。

 しかし、キャラ表には注意するポイントがあります。

 それは何かというと、「自分に合ったキャラ表を使うこと」です。

 ネットで「キャラ表 テンプレ」と検索すると、沢山のテンプレが出てきます。それらが重要なモノだということに異論はないですが、問題は「誰にとって重要か」という点です。

 それはもちろん、「作った作者本人」です。

 その作者が、「こんなことや、あんなことを考えた方がいい」という結論のもと、キャラ表を作っているのですから、当然です。

 しかしこれが、使用させてもらっている「あなたにとって重要か」というと、必ずしもそうとは言えません。

 あなたにとって重要でない項目も含まれているかもしれません。もし含まれていたら、それらを埋める作業は「無駄」になってしまいます。

 そうならないためにも、ボクは「自分でオリジナルのキャラ表を作ること」をオススメします。

でも、どうやってキャラ表を作ればいいの?

 何も難しいことはありません。キャラ表を作るためのポイントはたった1つです。

 それは、「その設定項目からエピソードが作れるかどうか」を基準に考えてみよう、ということです。

エピソードを作る?

 どういうことか、これから説明していきます。

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キャラ表を使う最終目標は「エピソード」を作ること

 キャラ表に限らず、キャラクターを作り出すことの最終目標は何だと思いますか? 色々と意見はあると思いますが、ボクは「エピソードを考え出すこと」だと考えています。

 つまり、キャラクターを考え出す目的は、最終的にはエピソードとして小説に登場させたいから、だと思うのです。

 ならば、キャラを考えることやキャラ表を使うことの最終目標も「エピソードを考え出すこと」とした方がいいと考えています。

でも、なんでそんな最終目標とか、面倒なこと言ってんだ?

 そう不思議に思うかもしれませんが、これには訳があります。それは、よく言われるアドバイス、「キャラクターを作る時は深く考えて作れ」という際の、「深く考える」、という定義がとてもあいまいだからです。

 何をどうしたら、「深く考えられたキャラクター」になるのでしょうか? キャラを作る時に問題となるのが、その部分だと思います。

 つまり、どこまで考えれば良いのか、という判断基準がないのです。

 そこでボクがオススメしたい判断基準というものが、「キャラクターからエピソードが沢山生み出せるようになる」ということが、キャラを深く考えられた証だと言いたいのです。

キャラクターを深く考える
キャラクターを深く考える

 エピソードという見える単位で考えれば、ボクたちがキャラクターを「深く考えられた」かどうかが容易に判断できます。

 例えば、以下のようにエピソードが思い浮かんだとします。

  • キャラクターA:10個
  • キャラクターB:100個

この2人を比較した際、どちらがより「深く考えられている」キャラクターだと判断するでしょうか? ボクは、Bだと思うのです。

 それは、そのキャラクターから沢山のエピソードが産み出せていることと繋がります。

 少ないエピソードしか生み出せないキャラクターというのは、①深く考えられていない ②そもそも必要でないキャラクター の2つに大別できると思います。

 こんな風にして、「エピソードの数」を基準に、キャラクターを考えると良いのではないかとボクは考えています。

自分だけのオリジナルのキャラ表を作ろう

 そして、ボクが最初に言った、「オリジナルのキャラ表を作ろう」ということに繋がります。前にも言った通り、「他人が作ったキャラ表」は、「その人にとって重要な項目」が列挙されていることになります。

 重要というのはつまり、「エピソードを考え出せる」ということですね。

 しかし、これは「自分にとっても重要か」というと、そうではないですよね。自分には自分に合ったエピソードの作り方があると思いますし、そうならば、自分でその設定項目を作った方がいい、というのがボクの主張です。

 では、どうやって作るのか。

 ポイントは、先ほども言った通り「その設定項目でエピソードが作れるか」どうかです。

 しかし、初めてキャラ表を作ろうという方には、何が自分に合っている設定項目なのかが分からないと思います。

 そこでオススメなのが、「キャラの属性」の一覧を調べて、自分の中で「これならエピソードを作れそうだな」というものをピックアップしてみることです。

 ボクがオススメなのは、「キャラ属性王国」さんというサイトで、属性一覧を見ながら、自分に合った設定項目を見つけ出せます。

キャラ表の作り方
キャラ表の作り方

 キャラ属性王国には、これまでに産み出されたキャラクターの属性が沢山載っています。少し見ると、性別、年齢、外見の若さ、職業、役職、誕生日、血液型、種族……etc. と実に様々です。

でも、こんなにあると迷うな……

 そう逡巡するかもしれませんが、むしろそれが良いのです。だって、「どれが自分に合っているのか」分からないのですから。

 最初は沢山の物を手当たり次第に当たった方がいいのです。

 最初は大変ですが、一度キャラ表を作ってしまえば、次回からオリジナルのキャラ表を参照するだけで良いのです。大分、手間が省けます。

 初めの一歩は大変なのですが、頑張ってみましょう。

 キャラ属性王国に書かれている設定から、自分に合いそうな設定項目をピックアップしてみましょう。ポイントは、もちろん「エピソードが作れるかどうか」です。

エピソードを作ることは、無意識にみんながやっていること

 設定項目のピックアップが終わったら、キャラに合わせてエピソードを考えてみましょう。

 この作業が、キャラ表を作る一番の目的になります。魅力的なキャラクターを作り出すためには、このエピソードを沢山作れることが重要です。

でも、本当に、エピソードを作ることって意味あるの?

 そう疑問に思うかもしれませんが、実はこの作業は、みんながやっていることなのです。それは、キャラ表という目に見える形ではなく、「頭の中で妄想」としてやっているのです。

 例えば、好きなキャラクターを考えたとします。

 そのキャラクターが十分考えられていれば、頭の中で勝手に動き出します。そうすると、自分が、面白いなと思うシーンを「勝手に妄想」して楽しんでいませんか?

 ハーレムが好きならハーレムのエピソードを、ファンタジーが好きなら魔法を使っているエピソードを、恋愛が好きなら恋しているエピソードを妄想していないでしょうか?

 そうなんです。みんな、頭の中で妄想としてエピソードを考えているのです。

 それを「視覚的」に行おう、というのがキャラ表でエピソードを考え出すことなのです。

まとめ

・キャラ表は他人ではなく自分で作った方が、魅力的なキャラクターを作りやすい。

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